中学入試が一段落したこの時期に、早くも新年度の私立中学合同相談会の案内が送られてきました。
いまや私立中学・高校・大学は1年中生徒募集活動に力を入れています。
昔の学校説明会
塾で教えて今年で35年目を迎えますが、学校説明会に積極的に参加し始めたのは、おととしからです。
教え始めてすぐのころは学校説明会に参加していましたが、回を追うごとに参加する意味を見出せなくなったという記憶があります。
経験が少ないために何に注目して説明を聞けばいいのかわからない、ということもあったのでしょう。
どこの学校の説明会に入っても、似たり寄ったりな印象を受けました。
面白くなった学校説明会
しかし、久しぶりに参加した学校説明会は面白くなっていました。
学校紹介のDVDが流されていたり、説明用のスライドがわかりやすかったり、配布資料が充実していたりと、実に丁寧で参加者に親切です。
さらに校内見学会もあり、授業の様子や校舎内のさまざまな施設・設備を見学することができ、もう一度自分自身が学生生活を送りたいとまで思える体験をすることができました。
それに対して、チラシもまかず塾説明会も行わず、生徒や保護者に「もっと塾の宣伝したら」などといわれているわが身を振り返り、大いに反省してしまいました。
広報活動に力を入れている学校は伸びる可能性が高い
宣伝ばかりしている、という印象をもたれる方もいらっしゃるかも知れませんが、宣伝するためには、わが身を振り返ることが必要です。
そのことが日々の業務の改善につながる可能性は非常に高いと思います。
このことは消費者である保護者の皆様にはすでにお分かりのことだったかも知れません。
むしろ私自身に猛省を促す機会となりました。
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