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都立高校をめざす中学1年生の心構え(入学前)

今年中学1年生になる子どもたちが大学受験を迎える年から、大学入試センター試験に代わって新たな試験が導入される予定です。まだ具体的なことは決まっていませんが、複数回挑戦することができる大学受験のための資格試験のような性格になるようです。詳しくはこちらをご覧ください。

区立中学に通うことになる新中学1年生の多くは、都立高校受験を考えていると思います。

当然、都立高校に合格するための勉強をするつもりだとは思いますが、大学受験を念頭に置きつつ、高校受験の準備をすることをお勧めします。

さまざまな形で英語に触れる工夫をする

中高一貫校へ進学する中学1年生のためのアドバイスでも述べましたが、英語はますます重要になってきます。

日ごろ使わない言語ですから、より多くの時間、さまざまな形で英語に触れるよう工夫と努力をすることが必要です。

幸い、英語を学習する環境は整っています。テレビ・ラジオ・インターネットを使えば、飽きることなく学習を継続できると思います。

言葉は基本的に音ですから、英語を身につけるには音に慣れるのが一番です。

勉強というよりは、上記のさまざまな学習媒体をいろいろ試しながら、自分に合った教材を見つけてみてはいかがでしょうか。

中学入学前に算数の計算を見直す

中学受験を経験していないと、小学生時代に意識して計算練習をしたことがないかもしれません。

数学はもちろん計算だけで何とかなるというものではありませんが、計算ができないことにはどうにもしようがありません。

数学が苦手な中学生の多くにとって、実は小学校で習得すべき計算ができないことが、つまずきの原因となっています。

特に分数計算、そしてそこから派生して割合の計算、つまり濃度・速さ・歩合の計算を苦手とするケースが目立ちます。

ですから、4月の新学期までに小学校で学んだことをしっかり復習してください。