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高校入試への第一歩

高校入試に対応するための準備はいつから始めるべきでしょうか。

そもそも高校入試の準備とは何をすることでしょう。

都立高校受験を例に考えて見ます。

都立高校受験では内申点を上げることが入試対策の第一歩

都立高校の場合、学力検査(5科=国語、数学、英語、社会、理科※H28より第一次募集・分割前期は一律)による入試(一般入試)では、総合得点(1000)(=学力検査(700)+調査書点(300))によって合否が決まります。

また、推薦に基づく入試(一般推薦・特別推薦)では、調査書項目(観点別学習状況(全37観点)、評定(9教科)※点数化の方法については各学校の求める生徒の姿によって異なる)を点数化して合否の判定に使用します。

ここでいう調査書とはいわゆる通知表の内容を表しています。

ですから、都立高校を受けるためには、推薦入試はもちろん一般入試でも調査書の成績は大きく影響します。

私立高校でも内申は重要

多くの都立高校受験生が私立高校の併願優遇制度(いわゆる滑り止め対策)を利用します。

また、都立高校を受験しない場合、多くの私立高校受験生は単願推薦を利用します。

このような推薦基準や優遇制度を利用するための基準として内申点は利用されます。

したがって、調査書点=内申点を上げることが、高校入試への第一歩といえるでしょう。

内申は急には上がらない

成績を評価する材料は、定期テストの成績だけでなく、小テストの成績、授業中の態度、提出物の有無など全般にわたり、テストの結果だけが良くても評価が上がるとは限りません。

したがって、日ごろから正しい学習方法を身につけていなければ良い評価を得られない訳です。

では、正しい学習方法とは何か。

つづく。