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新高1生が入学までにすべきこと

卒業式も終わり、開放感に浸っている人も多いと思いますが、そろそろ新学期の準備を始めましょう。

入学前のガイダンスが始まりすでに教科書を手にしている人もいると思います。

学校によっては入学前の講習が始まっているかも知れません。

緩んでしまっているかもしれない頭を、高校入学までに引き締めなおしておきましょう。

単願推薦入試合格の人は特に注意

最も注意をしなければならないのは、単願推薦入試で合格した人です。

併願推薦で都立高校の一般入試を受けた人に比べれば、知識の正確性や問題を解くスピードに劣る部分があるかもしれません。あるいは1月下旬から2月上旬にかけて合格が決まった後、2ヶ月近くが経っていますので、この間の過ごし方如何ではすでに大きな差がついているはずです。

数学

数学1の範囲は中学数学と重なる部分が多いので、そこが十分理解されていれば楽に乗り越えられますが、そうでなければ最初からつまずく元になります。

数学に自信のない人は、中学で学習した因数分解、平方根、解の公式などの計算が完璧にできることを確認してください。

これらがあいまいだと高校数学の肝である関数の学習についていけません。

数学に自信のある人は、解の公式を導くときに用いた平方完成を再度見直し、自ら公式を導けるようになってください。

また、三角比など新たに出てくる項目は、早めにその考え方に慣れておくほうが良いでしょう。

英語

教科書が手元にあるならば、入学までにコミュニケーション英語の第1章くらいは予習しておきましょう。

中学で学んだ英語とは比べ物にならないほど文章が長くなり、単語の数も増えます。

知らない単語を調べたり、長い文の構造を理解し読み解くにも、とても手間と時間がかかります。

ですから、授業への早めの準備が欠かせません。