初めての中間試験(2):都立高校受験の場合

都立高校入試における中学校の成績の重要性について述べる前に、都立高校の入試制度についてみておきます。

まずは言葉の説明から。

中学校の成績を表す言葉として「評定」「内申」「調査書点」などがあります。

「評定」とは9教科に対する5段階評価のことで、いわゆる通知表の成績です。「内申(点)」とも言われます。

素内申は評定そのままの数値。

都立高校の一般入試では、学力検査による得点分を700点満点、中学での成績を「調査書点」として300点満点、合計1000点満点で評価します。

内申を換算して調査書点へ

調査書点を算出する基礎が内申です。

内申を換算する方法は、平成28年度から変更されます。

学力検査を実施する科目、つまり国語・社会・数学・理科・英語は1倍、その他音楽・美術・保健体育・技術家庭の実技科目は2倍で計算します。

したがって、9教科でオール5の評定を得ると、5×1×5+5×2×4=65となります。

つまり内申65が、調査書点300点に相当するのです。

実技科目の内申が高校入試では主要5教科の2倍として評価されるのですから、高校入試に必要ないといって、いい加減にしてはいけないのです。

推薦入試では配点割合の最大50%が調査書点

平成25年度から都立高校の推薦入試の方法が変わりました。

集団討論が導入され、作文・小論文の比重が大きくなりました。

それ以前と比べれば、調査書点の配点全体(調査書点+面接点(集団討論を含む)+作文(または論文、適性検査)+実技点 ※学校ごとに組み合わせ配点ともに異なる)に占める割合は低下したのですが、それでも上限の50%の比重を占める学校が多いので、まず最初にすべきことは定期テストの対策を十分に行って成績をあげることに違いはありません。

推薦入試を受けたいのならオール4が最初の目標

推薦基準は学校によってちがうので一概に言うことはできませんが、5科20とか9科36という基準が都立でも私立でもおおよその目安と考えて間違いないでしょう。

評定4の割合は、平成26年12月時点で東京都の中学3年生の場合、9教科全体でおよそ24.8%です。

評定5の割合12.1%とあわせて、学年の上位37%に入っていればオール4も可能となります。