都立高校入試が変わります

都立高校の一般入試まであとわずか。

中学3年生は最後の追い込みに必死です。

中学2年生にとっては、入試本番まで後1年となったわけです。

来年平成28年度入試は、今までと少し仕組みが変わりますので、注意をしてください。

全日制課程について要点を記しておきます。

全日課程では、入試日程によって学力検査の教科数が決まります。

  • 第一次募集、分割前期募集 5教科(国・数・英・社・理)
  • 分割後期募集、第二次募集 3教科(国・数・英

現在は、学校ごとに5教科から3教科の間で決められています。

学力検査と調査書の比率が変わります。

  • 第一次募集、分割前期募集 学力検査:調査書=7:3
  • 分割後期募集、第二次募集 学力検査:調査書=6:4

現在は、学校ごとに、7:3、6:4、5:5、4:6のいずれかの比率を決めています。

調査書点算出のための換算方法が変わります。

  • 実技科目の評定の合計を2倍にしたものを調査書点として加えます。

現在は、学力検査と調査書の比率の違いによって、1.3倍か1.2倍のいずれかになっています。

やるべきことをやるだけ、に変わりはありません。

学校によっては学力検査の比重が今までよりも高くなり、より学力重視の試験になります。

また調査書点の中で実技科目の占める割合が高くなるので、学校の定期テストだけでなく、提出物や授業態度などにも、真剣に取り組みましょう。

いまさら言うまでもないこととは思いますが。