成績を評価する材料は、定期テストや小テストの成績のほか、授業中の態度、提出物の有無など全般にわたっています。
そもそも誰かに評価されるために勉強するわけではないので、評価されるための方法を考えても仕方がありません。
ですから、どのように学べば理解しやすくなり、また学んだことがどのようにすれば定着するか、という観点から考えて見ます。
平常授業を有効に利用する。
一日の大半をすごす学校での時間を無駄にしてはいけません。
授業を有効にするには、まず予習は欠かせません。
授業を受ける前に必ず教科書に目を通しておきましょう。
授業では教科書を使わないから教科書を読まない、という人がいますが、授業で教科書を使わないということは、教科書を読んでいることを前提としているわけです。
そのような状態で、先生に渡されたプリントだけをひたすら覚えようとしても、全体的な流れが把握できにくいので、やたら細かいことにこだわったりして、十分な理解を得ることができません。
英語と数学は予習に力を入れる。
英語の場合は、辞書を引きながら教科書の英文を和訳します。
その中で訳しきれないものがあれば、それが授業で学習すべき項目です。
数学の場合は、まず教科書の例題を自分で解いてみて、その後で解説を読みます。
間違っていたら、解説をよく読んで理解し、もう一度解いてみる。
解説を読んでもよくわからないところがあれば、それが授業で学習すべき項目です。
ワーク類は復習に利用し、テスト2週間前に終わらせておく。
試験範囲が発表されるのが、定期テストの2週間前。
それから提出用課題のワーク類を解き始める人がいますが、それでは内容を理解し、問題を完全に解けるようになるための反復練習をする時間が足りません。
英語や数学などワークブックが用意されている教科では、授業を受けたら直ちにワークの問題を解いて復習に当ててください。
そうすれば、テスト前には苦手な問題を中心に学習できますし、ほかの教科の学習に時間を割り当てることもできます。
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