カテゴリ:教育改革


基礎学力 · 23日 10月 2014
今教育を取り巻く環境は大きく変わろうとしています。人口減少・超高齢社会へと移行しつつある日本にとって、世界を市場としなければ日本の産業は生き残れなくなりつつあります。その担い手となる人材が今の子どもたちですから、新しい技術革新を担える理工系の能力と世界へ情報を発信できるコミュニケーション能力が必要とされます。さらに開発・コミュニケーション・情報処理になくてはならない道具がコンピュータです。したがって現代のリテラシー(読み書き能力)とは、数式・英語・コンピュータを使いこなせる能力といってもよいでしょう。 もちろん、確実な国語力や手作業の重要さは変わりませんが、それと同等以上に数学・英語・コンピュータは必須の技術となります。
少子・高齢化やグローバル化が進む中、日本が将来にわたって成長し発展を続け、一人一人の豊かな人生を実現していくためには、個人の可能性を最大限引き出すとともに、少子化を克服し、国力の源である人材の質と量を充実・確保していく必要があります。...
前回に引き続き、教育再生実行会議による提言を掲載します。 今回は第四次提言「高等学校教育と大学教育の接続・大学入学者選抜の在り方について」です。 ここでは、大学入試の見直しが提言されており、「センター試験廃止」という話はこれが根拠になっているようです。 概要は、以下のとおりです。 1.高等学校教育の質の向上 2.大学の人材育成機能の強化...
最近、教育再生実行会議による提言が各所で取り上げられています。 学校説明会に参加しても、「スーパーグローバル」「スーパーサイエンス」などという言葉が飛び交っています。 あるいは、センター試験が廃止される、という話も耳にします。 いったい今、何が議論されているのか、その大元の教育再生実行会議の提言についてまとめてみます。...
大学受験 · 24日 8月 2014
 高校学習指導要領の改訂により、「理数教育の充実」と「外国語教育の充実」が図られています。このことにより高校での履修内容は質・量ともに大幅に増加します。一部報道では大学入試改革として、人物重視やボランティア活動などを評価するなどということも伝えられていますが、学校現場ではむしろ学力重視の方向に進んでいます。